ETF売買動向＝30日前引け、日興ＭＳコク、野村ナスダクが新高値

　30日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比12.7％減の1077億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同20.4％減の888億円だった。

　個別ではｉシェアーズ・コア　ＭＳＣＩ　先進国株（除く日本）ＥＴＦ <1657> 、上場インデックス米国株式 <1547> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳＳ＆Ｐ５００（為替ヘッジなし） <2633> 、ＭＡＸＩＳナスダック１００上場投信（為替ヘッジあり） <2632> 、上場インデックスファンド米国株式 <2521> など25銘柄が新高値。国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＣｈｉｎａＡＭＣ　ＣＳＩ３００　Ｉｎｄｅｘ　ＥＴＦ <1575> が5.03％高、ＮＥＸＴ　鉄鋼・非鉄鉄鋼・非鉄 <1623> が3.50％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が77円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金461億8100万円となり東証全銘柄で4位。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均503億3900万円を下回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が124億1800万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が105億6200万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が79億4100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が38億4500万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が37億4500万円の売買代金となった。

株探ニュース