■株主還元策
酒井重工業<6358>は、長期にわたり安定的な経営基盤の確保に努めるとともに、配当についても安定的な配当の継続を重視し、業績と健全な財務体質に裏付けられた成果の配分を基本方針とし、配当政策と自己株式の取得を行っている。既述のとおり、中期的な株主還元方針としては、ROE3%未満の場合は配当性向100%、ROE3%~6%の間はDOE3%、ROE6%超の場合は配当性向50%の還元を行うとしている。また、自己株式の取得については、2026年3月期までに5~20億円規模を上限とした機動的な自己株式取得の実施を検討している。
なお、2020年3月期は年間100.0円、2021年3月期は同80.0円の配当を行った。2022年3月期は同120円の配当(配当性向99.5%)を行う予定である。また、自己株式の取得についても、2021年12月までに上限130,000株(同500百万円)を行うことを発表した。
このように、ROEの改善に向けて明白な方針を発表し、それに沿った株主還元策を実行している同社の姿勢は、評価に値すると言える。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<YM>
酒井重工業<6358>は、長期にわたり安定的な経営基盤の確保に努めるとともに、配当についても安定的な配当の継続を重視し、業績と健全な財務体質に裏付けられた成果の配分を基本方針とし、配当政策と自己株式の取得を行っている。既述のとおり、中期的な株主還元方針としては、ROE3%未満の場合は配当性向100%、ROE3%~6%の間はDOE3%、ROE6%超の場合は配当性向50%の還元を行うとしている。また、自己株式の取得については、2026年3月期までに5~20億円規模を上限とした機動的な自己株式取得の実施を検討している。
なお、2020年3月期は年間100.0円、2021年3月期は同80.0円の配当を行った。2022年3月期は同120円の配当(配当性向99.5%)を行う予定である。また、自己株式の取得についても、2021年12月までに上限130,000株(同500百万円)を行うことを発表した。
このように、ROEの改善に向けて明白な方針を発表し、それに沿った株主還元策を実行している同社の姿勢は、評価に値すると言える。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 寺島 昇)
<YM>
関連銘柄
銘柄 | 株価 | 前日比 |
---|---|---|
6358
|
2,390.0
(11/21)
|
-36.0
(-1.48%)
|
関連銘柄の最新ニュース
-
酒井重(6358) [Delayed]Summary of Con... 11/15 11:00
-
決算マイナス・インパクト銘柄 【東証プライム】引け後 … 三越伊勢... 11/14 16:28
-
酒井重工業---2Qは減収なるも米国が2ケタの増益に 11/14 15:14
-
酒井重工業---2025年3月期第2四半期連結業績予想と実績値との... 11/14 15:12
-
【↓】日経平均 大引け| 大幅続落、先物主導の売りで3万9000円... 11/13 19:04
新着ニュース
新着ニュース一覧-
今日 05:53
-
今日 05:30
-
今日 05:30