外為サマリー:1ドル109円80銭台で推移、米金利の低下一服などが下支え

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2021/07/28 10:34
外為サマリー:1ドル109円80銭台で推移、米金利の低下一服などが下支え  28日の東京外国為替市場のドル円相場は、午前10時時点で1ドル=109円87銭前後と前日の午後5時時点に比べ20銭程度のドル安・円高となっている。

 27日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=109円78銭前後と前日に比べ60銭程度のドル安・円高で取引を終えた。同日の上海株や香港株が連日で大幅安となったほか、欧米株式相場も下落したことでリスク回避的なドル売り・円買いが優勢だった。

 ただ、この日の東京市場は底堅い展開で、午前9時50分頃には一時109円91銭をつける場面があった。日経平均株価が朝方の売り一巡後は下げ渋っているほか、時間外取引で米長期金利の低下が一服していることがドルの下支えとなっているようだ。とはいえ、米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を控えて積極的には動きにくく、一段と上値を買い上がる勢いには乏しい。

 ユーロは対ドルで1ユーロ=1.1814ドル前後と前日の午後5時時点に比べて0.0030ドル強のユーロ高・ドル安。対円では1ユーロ=129円81銭前後と同10銭程度のユーロ高・円安で推移している。


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