ETF売買動向＝28日大引け、全銘柄の合計売買代金1375億円

　28日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比11.0％増の1375億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同7.4％増の1069億円だった。

　個別ではＭＡＸＩＳ米国株式（Ｓ＆Ｐ５００）上場投信 <2558> 、ｉシェアーズ米国リート　ＥＴＦ <1659> 、ＮＥＸＴ　配当貴族 <2044> 、ＮＥＸＴ　シンガポール <2045> 、ｉシェアーズ　Ｓ＆Ｐ　５００米国株　ＥＴＦ <1655> など25銘柄が新高値。国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、ＮＥＸＴ　医薬品 <1621> 、ＮＥＸＴ　ＮＹ　ダウ・ベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　とうもろこし上場投資信託 <1696> は4.69％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　小麦上場投資信託 <1695> は4.44％安と大幅に下落。

　日経平均株価が62円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金586億2900万円となり東証全銘柄で3位。ただ、売買代金は過去5営業日の平均837億1400万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が151億3800万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が112億3500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が58億1500万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が47億500万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が44億1000万円の売買代金となった。

株探ニュース