大引け:欧州機関投資家の注目セクターは銀行株がトップ

配信元:メルトレ
投稿:2010/02/09 15:25
 大引けの日経平均株価は18.92円安の9932.90円と4日続落、TOPIXは1.44ポイント安の881.57ポイントで終了。東証一部の値上がり銘柄数は570、値下がり銘柄数は968、出来高は概算で20億7504万株、売買代金は概算で1兆3685億円でした。

 終日軟調に取引をされている東京株式市場ですが、個別企業で業績上方修正を発表する物が多く、本日の値上がり上位には好材料をまともに買う流れが出ています。

 東証一部値上がり率トップには、業績上方修正と特別配当を好感した買いが入った大林道路 <1896.T> 、2位は業績上方修正を発表した日本カーバイド <4064.T> と続き、3位は、「継続企業の前提に関する注記」の記載を解消したフージャースコーポレーション <8907.T> と並びました。

 物色も裾野が広がり、大林道路の株価上昇を受けて世紀東急 <1898.T> 、東亜道路 <1882.T>福田組 <1899.T> など道路工事関連が連想買いで上昇。市場関係者からは、まだ物色が広がるだけの買い意欲が、投資家に残っている証拠とポジティブに受け止められました。

 昨日、サントリーとの経理統合を撤回と報じられて急落したキリンHD <2503.T> は反発、トヨタ <7203.T>ホンダ <7267.T> 、ソニー <6758.T> にも押し目買いが入って底堅く推移しました。

 マーケット参加者から注目されたのは、銀行株が底堅く取引されており、メガバンク3行の三菱UFJ <8306.T>みずほFG <8411.T>三井住友FG <8316.T> が前日比プラスで終わっています。

 大和証券が行った欧州機関投資家調査によれば、円債には慎重だが、日本株への投資スタンスは悪くないとの指摘。注目セクターのアンケートでは銀行株がトップの13人が回答したと報告したレポートが話題となりました。

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配信元: メルトレ

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