ETF売買動向＝19日大引け、全銘柄の合計売買代金1885億円

　19日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比27.6％増の1885億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同32.8％増の1612億円だった。

　個別ではｉシェアーズＳ＆Ｐ５００米国株ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2563> 、ＭＡＸＩＳ　海外株式（ＭＳＣＩコクサイ）上場投信 <1550> 、ＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳＳ＆Ｐ５００　ＥＳＧ指数 <2635> 、上場インデックスＮＡＳＤＡＱ１００為替ヘッジなし <2568> など37銘柄が新高値。国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きでは南方　ＦＴＳＥ　中国Ａ株５０　ＥＴＦ <1576> が3.27％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　インドブル <2046> は5.21％安、ＮＥＸＴ　インド株式 <1678> は3.65％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が2円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金822億5300万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金568億1400万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFでは楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が196億3500万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が137億8700万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が132億4900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が114億7900万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が89億4700万円の売買代金となった。

株探ニュース