ETF売買動向＝16日前引け、野村鉄鋼非鉄、ＭＸナスダクが新高値

　16日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比2.4％増の1492億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同0.4％増の1232億円だった。

　個別ではＭＡＸＩＳ　海外株式（ＭＳＣＩコクサイ）上場投信 <1550> 、上場インデックスファンドＴＯＰＩＸ <1308> 、ＮＥＸＴ　ラッセル野村小型コア <1312> 、上場インデックスファンド海外先進国株式 <1680> 、ダイワ上場投信・ＴＯＰＩＸＥｘ－Ｆｉｎａｎｃｉａｌｓ <1585> など42銘柄が新高値。ダイワＴＰＸダブルインバース（－２倍）指数 <1368> 、ＪＰＸ日経４００ベア２倍上場投信（ダブルインバース） <1469> 、ダイワ上場投信－ＴＯＰＩＸインバース（－１倍）指数 <1457> 、ＴＯＰＩＸベア２倍上場投信 <1356> 、ダイワ４００ダブルインバース・インデックス <1466> など8銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ニッケル上場投資信託 <1694> が16.17％高、南方　ＦＴＳＥ　中国Ａ株５０　ＥＴＦ <1576> が3.19％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は5.47％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ガソリン上場投資信託 <1691> は3.90％安、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は3.77％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が189円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金782億100万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金748億5000万円をやや上回った。

　その他の日経平均ETFでは楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が107億3300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が102億5600万円、ＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が77億2900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が48億5500万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が33億4600万円の売買代金となった。

株探ニュース