ETF売買動向＝30日大引け、全銘柄の合計売買代金2768億円

　30日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比18.2％増の2768億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同21.7％増の2349億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　電機・精密 <1625> が新高値。グローバルＸ　ＭＳＣＩスーパーディビィデンド <2564> 、ＮＺＡＭ　カーボン・エフィシェント指数 <2567> 、ｉシェアーズ米国債１－３年ＥＴＦ <2620> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が5.87％高、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が4.88％高、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ　ドバイ原油先物　ベア　ＥＴＮ <2039> が4.34％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は11.44％安、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> は5.30％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ＷＴＩ　原油上場 <1690> は5.26％安、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> は5.21％安、ＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> は4.39％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が354円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1423億6400万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金882億300万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が430億1300万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が193億9200万円、ＮＥＸＴ　日経２２５連動型 <1321> が82億4000万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が55億1000万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が44億1400万円の売買代金となった。

株探ニュース