広栄化学、上期経常は一転21％増益で上振れ着地

　広栄化学 <4367> [東証２] が10月29日後場(13:00)に決算を発表。21年3月期第2四半期累計(4-9月)の経常利益(非連結)は前年同期比20.8％増の10.9億円に伸び、従来の17.2％減益予想から一転して増益で着地。
　通期計画の16億円に対する進捗率は68.4％に達し、5年平均の48.6％も上回った。

　会社側が発表した上期実績と通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益は前年同期比54.4％減の5億円に大きく落ち込む計算になる。

　直近3ヵ月の実績である7-9月期(2Q)の経常利益は前年同期比41.7％増の5.9億円に拡大し、売上営業利益率は前年同期の9.3％→12.1％に改善した。

株探ニュース