大引け:米系投資家からメガバンク、不動産セクターにバスケット買い観測

配信元:メルトレ
投稿:2009/12/15 15:44
 大引けの日経平均株価は22.20円安の10083.48円、TOPIXは0.45ポイント安の884.63ポイントで終了。東証一部の値上がり銘柄数は668、値下がり銘柄数は861、出来高は概算で20億706万株、売買代金は概算で1兆1729億円でした。

 前場中頃から米系投資家がメガバンクと不動産セクターを買ってきているとの市場観測、国内年金からもバスケット買い観測が流れ、日経平均株価は約80円近く下落する場面もありましたが、下げ幅を縮小して取引を終えています。

 大手経済紙がセキュアードキャピタル <2392.T> が東京丸の内にある「パシフィックセンチュリープレイス丸の内」を買収すると報じたことから、大手から新興の不動産株へ買いが入り、ケネディクス <4321.T>リサ・パートナーズ <8924.T> が値幅制限一杯まで上昇してストップ高となるなど、不動産回復期待で、本日は関連銘柄が大幅高となっています。

 また三菱UFJ <8306.T> の公募増資の発行価格が1株428円に決定したことで、銀行セクターは悪材料出尽くしと受け止められて物色され、三菱UFJ、みずほFG、三井住友FG、をはじめメガバンクが堅調。

 値下がり上位では、くらコーポレーション <2695.T> が好決算を機会に利食い売りが優勢大幅安、その他、低位建設株が下落率上位にランクインしました。みずほ証券がレーティング格下げしたカネカ <4118.T> は3%超の値下がりとなっています。

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