ETF売買動向＝4日前引け、ＶＩＸ短先物が10.10％高

　4日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比13.1％増の2053億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同14.1％増の1807億円だった。

　目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が10.10％高、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が3.99％高、純パラジウム上場信託（現物国内保管型） <1543> が3.42％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴＮＡＳＤＡＱ－１００ <1545> は5.64％安、ＵＢＳ　ユーロ圏株 <1387> は5.22％安、ｉシェアーズ　オートメーション＆ロボット　ＥＴＦ <2522> は4.33％安、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> は4.16％安、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> は3.77％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が224円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1192億7300万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金819億4300万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が363億5200万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が58億7100万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が42億8400万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が37億6800万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が27億8900万円の売買代金となった。

株探ニュース