富フロンテクは大幅反落、富士通が完全子会社化をめざしTOBを発表◇

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2020/07/31 13:24
 富士通フロンテック<6945.T>は大幅反落している。30日の取引終了後、富士通<6702.T>が富フロンテクの完全子会社化を目指してTOBを実施すると発表しており、TOB価格の1540円にサヤ寄せする格好となっている。

 富士通は現在、富フロンテク株の52.99%を所有している。買付予定数は1133万2597株(下限329万6650株、上限設定なし)で、買付期間は7月31日から9月14日まで。なおTOB成立後、富フロンテクは所定の手続きを経て上場廃止となる予定で、これを受けて東京証券取引所は、富フロンテクを7月30日付で監理銘柄(確認中)に指定している。

 また同時に、富フロンテクは従来未定としていた21年3月期の連結業績予想について、売上高932億円(2.5%増)、営業利益5億円(同58.4%減)と発表した。配当予想についてはTOBが成立することを条件に無配(前期22円)にするとした。

(注)タイトル末尾の「◇」は本文中に複数の銘柄を含む記事を表しています。

出所:MINKABU PRESS
配信元: みんかぶ

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