ETF売買動向＝9日前引け、野村ナスダク、ＭＸ中国株投が新高値

　9日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比27.8％減の899億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同28.4％減の791億円だった。

　個別ではＳＰＤＲゴールド・シェア <1326> 、ＮＥＸＴＮＡＳＤＡＱ－１００ <1545> 、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　金上場投資信託 <1672> 、ＭＡＸＩＳ　ＨｕａＡｎ中国株式（上海１８０Ａ株） <2530> 、ＮＥＸＴ　金ブル <2036> が新高値。ＮＥＸＴ　金ベア <2037> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　小麦上場投資信託 <1695> が4.84％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　農産物上場投資信託 <1687> が3.63％高、南方　ＦＴＳＥ　中国Ａ株５０　ＥＴＦ <1576> が3.62％高、ＣｈｉｎａＡＭＣ　ＣＳＩ３００　Ｉｎｄｅｘ　ＥＴＦ <1575> が3.29％高と大幅な上昇。

　一方、日経３００上場投信 <1319> は4.36％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> は4.24％安、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　エネルギー指数上場投資信託 <1685> は3.25％安、上場インデックスファンド米国債券（為替ヘッジなし） <1486> は3.17％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が47円高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金495億700万円となり東証全銘柄で2位。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均914億6800万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が170億900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が39億6300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が24億9900万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が16億8100万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が11億6600万円の売買代金となった。

株探ニュース