ETF売買動向＝25日寄り付き、日経レバの売買代金は333億円と活況

　25日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比82.6％増の564億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同79.3％増の491億円となっている。

　個別ではＭＳＣＩ日本株高配当低ボラティリティ <1490> 、ｉシェアーズＳ＆Ｐ５００米国株ＥＴＦ（為替ヘッジあり） <2563> が新安値。

　そのほか目立った値動きでは国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が6.24％高、ＭＡＸＩＳトピックス（除く金融）上場投信 <2523> が4.12％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> は5.66％安、ＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> は4.70％安、中国Ｈ株ブル２倍上場投信 <1572> は4.39％安、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> は4.08％安、ＵＢＳ　欧州株 <1386> は3.81％安と大幅に下落している。

　日経平均株価が209円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金333億5300万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における同時刻の平均売買代金198億6600万円を大きく上回る活況となっている。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が76億3200万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が23億100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が17億6400万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が14億8600万円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が6億2000万円の売買代金となっている。

株探ニュース