ETF売買動向＝8日前引け、野村マレシア、日興ダウヘ有が新高値

　8日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比53.1％増の2557億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同44.7％増の2141億円だった。

　個別ではＮＥＸＴ　ブルサ・マレーシア <1560> 、上場インデックスファンド米国株式ヘッジ <2562> が新高値。ＮＥＸＴ　ＮＹ　ダウ・ベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> 、ＴＯＰＩＸベア２倍上場投信 <1356> 、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> 、ダイワ上場投信－日経平均インバース・インデックス <1456> 、ダイワＴＰＸダブルインバース（－２倍）指数 <1368> など15銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が11.68％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　ＷＴＩ　原油上場 <1690> が5.10％高、ＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> が4.94％高、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> が4.91％高、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> が4.85％高と大幅な上昇。

　一方、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　銀上場投資信託 <1673> は4.72％安、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は3.88％安、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は3.33％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が212円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金1463億7500万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金は1463億600万円で、同水準の商いとなった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が322億600万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が104億8900万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が61億7500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が48億300万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が32億6200万円の売買代金となった。

株探ニュース