アドソル日進、前期経常を1%上方修正・最高益予想を上乗せ、配当も1円増額

配信元:株探
投稿:2020/04/22 12:00
 アドソル日進 <3837> が4月22日昼(12:00)に業績・配当修正を発表。20年3月期の経常利益(非連結)を従来予想の12.2億円→12.3億円(前の期は10.1億円)に1.1%上方修正し、増益率が20.8%増→22.1%増に拡大し、従来の5期連続での過去最高益予想をさらに上乗せした。

 会社側が発表した上方修正後の通期計画に基づいて、当社が試算した10-3月期(下期)の経常利益も従来予想の5.8億円→6億円(前年同期は4.9億円)に2.2%増額し、増益率が18.8%増→21.5%増に拡大する計算になる。

 業績好調に伴い、前期の年間配当を従来計画の31円→32円(前の期は27円)に増額修正した。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
  売上高は、社会インフラ事業における「エネルギー分野(電力・ガス)」等に加え、先進インダストリー事業における「メディカル・医療関連」や「デジタル・データサービス関連」などが堅調に推移していることから、前回発表予想を上回り、「過去最高の売上高」を更新する見込みです。 利益面では、「研究開発や開発拠点の整備」等、「将来の事業拡大につながる投資」を行いましたが、「増収効果」に加え、「プロジェクト管理の徹底による不採算案件」の抑止、「生産性向上に向けた改善活動」に継続して取り組んだことから、前回発表予想を上回り、「過去最高の営業利益」を更新し、「10期連続の増益」を達成する見込みです。 なお、当期純利益は、法人税等の良化による改善が見込まれるため、前回発表予想を上回る見込みです。

  当社の利益還元方針は、持続的成長と企業価値向上を持続させる為の積極的な戦略投資を図ると共に、業績に裏付けられた成果配分として、「配当性向35%以上」を利益還元方針としております。 当事業年度の当期純利益は、業績予想の修正欄において記載の通り、「過去最高利益を更新」する見込みです。 当期純利益の見込み額、及び配当性向方針をふまえると共に、日ごろの株主の皆様へのご支援にお応えする為に、このたび、期末配当金を、3月18日に公表した修正予想の17円(3円増配)から、更に「1円増配」し、「18円」といたしました。 これにより、2020年3月期の年間配当額は、「 32円(前期比+5円) 」となる見込みです。 尚、本件につきましては、2020年6月開催予定の定時株主総会に付議する予定です。※上記予想は、本資料の発表日現在において入手可能な情報に基づいて作成したものであり、実際の業績は今後様々な要因により予想数値と異なることがあります。ご参考○社会インフラ事業: 電力会社やガス会社の自由化、及び分社化対応で安定した事業基盤を構築する一方で、宇宙、防災、次世代通信(5G)等の領域で、新サービス創出に向けた取組みを推進しております。○先進インダストリー事業: 自動運転や次世代EV自動車、医療・介護、キャッシュ・レス化への取組みと、当社独自のソリューション提供を推進しております。
配信元: 株探

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