ETF売買動向＝9日大引け、全銘柄の合計売買代金6125億円

　9日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比25.9％増の6125億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同28.6％増の5625億円だった。

　個別ではＪＰＸ日経４００ベア上場投信（インバース） <1468> 、ｉシェアーズ・コア米国債７－１０年 <1482> 、上場インデックスファンド米国債券（為替ヘッジあり） <1487> 、ｉシェアーズ　米ドル建て投資適格社債　ＥＴＦ <1496> 、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> が新高値。ＮＥＸＴ　東証マザーズＥＴＮ <2042> 、ダイワ上場投信－ＦＴＳＥＢｌｏｓｓｏｍ　Ｊａｐａｎ <1654> 、東証ＲＥＩＴ　ＥＴＦ <2555> 、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> 、ＮＥＸＴ　インド株式 <1678> など98銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が17.46％高、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が15.74％高、ＷｉｓｄｏｍＴｒｅｅ　パラジウム上場投資信託 <1675> が9.23％高、ＮＥＸＴ　ＮＹ　ダウ・ベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> が6.67％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　韓国ＫＯＳＰＩダブル・ブル <2033> は12.77％安、ＮＥＸＴ　ＮＹダウ・ダブル・ブル・ドルヘッジＥＴＮ <2040> は9.65％安、ＮＥＸＴ　配当貴族 <2044> は9.25％安、サムスンＫＯＤＥＸサムスングループ株証券 <1584> は9.19％安、サムスンＫＯＤＥＸ２００証券上場指数投資信託 <1313> は8.69％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が1050円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金2685億1000万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金2595億4900万円をやや上回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が1903億7200万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が241億8500万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が228億500万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が173億1500万円、楽天ＥＴＦ－日経ダブルインバース指数連動型 <1459> が109億9900万円の売買代金となった。

株探ニュース