マーケットコンディション 昨日のドル円は、109.86円で始まると、東京時間、新型ウイルス問題で米アップルが「1-3月期に売上高ガイダンスを達成するとは予想していない」との見解を示すと日経平均が下落。ドル円は109.65円まで下落。しかし、その後は下げ渋りを見せた。ロンドン時間は109.70円台で方向感なく推移。NY時間、2月米ニューヨーク連銀製造業景気指数が予想5.0に対し12.9と上振れると109.94円まで上昇し、109.87円でクローズをむかえた。
ドル円、レンジ継続。 新型ウイルス問題で、中国経済の減速がドイツを中心に欧州全体の減速に繋がるとの見方が強まっている。昨日は好調な米国経済指標での上昇という要因もあるが、ユーロドルの下落によるドル上昇の要因も強い。目先ドル円は、上に行きたがっている気がするが、欧米株の上昇に若干の違和感がる。テクニカル的には大きな変化はなく、レンジが継続していることから、日足一目均衡表で、遅行線が26期間前チャートに対しクロスしており、逆転が解消。方向感がつかみにくい展開か。