マーケットコンディション 昨日のドル円は、109.80円で始まると、東京時間は、新型コロナウイルスの治療薬進展報道による株高を背景に、日経平均が上昇。また、中国が米製品の輸入関税を一部引き下げることを発表したことなどで、ドル円は109.98円まで上昇。ロンドン時間、リスクオン状態継続。NY時間、ドル円は一時110.00円まで上昇となるが、突破にはいたらず、109.98円でクローズをむかえた。
ドル円、110円の攻防。 新型ウイルス感染収縮期待とはいえ、想定より上昇力が強い。また、110.00円には、本邦輸出勢の売りも観測されており、ここを突破すると流れが加速しそうだ。テクニカル的に、昨日の高値110.00円到達で、107.65円-110.28円-108.30円からの上値拡張61.8%(109.92円)越えとなる。このタイミングで、米雇用統計である。今月の方向性が決まるポイントとなるかもしれない。