ミヤコ、10-12月期(3Q)経常は10％減益

　ミヤコ <3424> [ＪＱ] が2月4日大引け後(15:30)に決算を発表。20年3月期第3四半期累計(4-12月)の経常利益(非連結)は前年同期比6.6％増の2.7億円に伸びたが、通期計画の4.2億円に対する進捗率は65.2％となり、5年平均の66.8％とほぼ同水準だった。

　会社側が発表した第3四半期累計の実績と据え置いた通期計画に基づいて、当社が試算した1-3月期(4Q)の経常利益は前年同期比19.7％増の1.4億円に伸びる計算になる。

　同時に、MBO実施に伴い従来15円を計画していた下期配当は見送る方針とした。

　直近3ヵ月の実績である10-12月期(3Q)の経常利益は前年同期比9.8％減の1.1億円に減り、売上営業利益率は前年同期の7.9％→7.7％とほぼ横ばいだった。

株探ニュース

会社側からの【修正の理由】
　　当社は、本日開催の取締役会において、本公開買付けについての賛同の意見を表明するとともに、当社の株主の皆様に対しては、本公開買付けへの応募を推奨する旨を決議いたしました。なお、当該取締役会決議は、公開買付者が本公開買付け及びその後の一連の手続きを実施することにより当社株式が上場廃止となる予定であることを前提としております（詳細につきましては、本日別途公表いたしました「ＭＢＯの実施及び応募の推奨に関するお知らせ」をご参照ください。）。　当社は、株主の皆様に対する利益還元を経営の最重要政策と認識し、将来の事業展開と経営体質強化のために必要な内部留保を確保しつつ、業績に応じた適正な配当水準の維持向上に努めることを基本方針としてまいりましたが、上記の理由から、本日開催の取締役会において、本公開買付けが成立することを条件に、2020 年３月期の配当予想を修正し、2020 年３月期の期末配当を行わないことを決議いたしました。