ドル円、110円挟む小動き。

著者:遠藤寿保
投稿:2020/01/15 09:57

マーケットコンディション

昨日のドル円は、109.91円で始まると、東京時間、米国が中国の為替操作国認定を解除したことや中東情勢の緊張緩和などから日経平均が上昇し、ドル円は110.21円まで上昇し、その後も110円台をキープ。ロンドン時間、110円を挟んで揉み合い。NY時間、12月CPIでは、予想0.3%に対し0.2%となったが、マーケットの反応は薄く、米中貿易協議「第1段階合意」の署名を15日に控える中、投資マインドの改善もあり小幅ながら堅調に推移し110.00円でクローズをむかえた。

ドル円、110円挟む小動き。

昨日、110円突破となったが、その後110円を挟む小動き。米中貿易協議「第1段階合意」の署名でのサプライズは予想されにくいが、念のため警戒。
テクニカル的には、昨日のチャートは上髭の小陽線。週足でみると、200週SMAを上抜け、このまま陽転となるのか。16年高値118.66円から19年安値104.44円に対する戻り38.2%の109.87円を突破したことから、次の50%(111.71円)に向かう可能性もでてきた。
遠藤寿保
YJFX! FXエバンジェリスト
配信元: 達人の予想