日経平均は3日ぶり反落、一段と売買低調で動意薄

配信元:フィスコ
投稿:2019/12/25 15:46
日経平均は3日ぶり反落。24日の米国市場でNYダウは4日ぶりに反落し、36ドル安となった。午後1時までの短縮取引で、翌25日にクリスマスの祝日を控え利益確定売りが優勢だった。本日の日経平均もNYダウが下落した流れを引き継ぎ16円安からスタート。
クリスマスの祝日で海外投資家の取引参加が減り、動意薄の展開が続くなかで散発的に利益確定の売りが出た。日経平均はこの日の安値で取引を終えたが、日中の上下の値幅は42円ほどと小動きにとどまった。

大引けの日経平均は前日比47.71円安の23782.87円となった。東証1部の売買高は7億7659万株、売買代金は1兆0992億円と連日で今年最低を記録し、およそ7年ぶりの低水準だった。業種別では、鉄鋼、パルプ・紙、水産・農林業が下落率上位で、その他も全般軟調。医薬品のみ小幅に上昇した。東証1部の値下がり銘柄は全体の74%、対して値上がり銘柄は22%となった。

個別では、売買代金トップのソフトバンクG<9984>やトヨタ自<7203>がさえない。JT<2914>東エレク<8035>は小安い。副最高執行責任者(COO)の退任を発表した日産自<7201>が3%の下落となり、インド子会社の完全子会社化を発表した小糸製<7276>は5%超下落した。前日に決算発表したしまむら<8227>スギHD<7649>、在庫を過大計上した可能性を公表したJDI<6740>も大きく売られ、中小型株では日本通信<9424>
が買い一巡後に急反落。また、石川製<6208>などが東証1部下落率上位に顔を出した。
一方、任天堂<7974>、ファーストリテ<9983>、ソニー<6758>が小幅に上昇。中小型株ではプレサンス<3254>レーザーテク<6920>がプラスで取引を終えた。一部証券会社の投資判断引き上げが観測されたサムコ<6387>、決算が好感されたストライク<6196>
はストップ高を付けた。
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配信元: フィスコ

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