反落、米原油生産量が過去最高水準を更新し在庫が増加=NY原油概況

著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/11/15 05:54
NY原油先物12月限(WTI)(終値)
1バレル=56.77(-0.35 -0.61%)
  
 ニューヨーク原油は反落。終値の前営業日比(速報値)は、期近2限月が0.35~0.32ドル安。その他の限月は0.57~0.32ドル安。
 
 米エネルギー情報局(EIA)が発表した週報で原油在庫が増加したことが重しとなった。米国の製油所稼働率は上向いているものの、米原油生産量が前週比20万バレル増の日量1280万バレルと過去最高水準を更新したことが在庫の積み増しにつながった。

 時間外取引で12月限は57.79ドルまで堅調に推移。米石油協会(API)が発表した米週間石油在庫統計で原油在庫が減少したことが手がかり。ただ、通常取引開始後は一転して売りに押され、56.63ドルまで下落した。

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