■業績動向
3. 財務状況と経営指標
クリーク・アンド・リバー社<4763>の2020年2月期第2四半期末の総資産は前期末比1,450百万円増加の14,763百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産では収益拡大に伴い現金及び預金が1,136百万円増加したほか、売上債権が290百万円増加した。固定資産では繰延税金資産が150百万円減少した一方で、投資有価証券が202百万円増加した。
負債合計は前期末比838百万円増加の6,951百万円となった。有利子負債が120百万円減少した一方で、営業未払金や未払費用等のその他流動負債が増加したことによる。また、純資産は前期末比611百万円増加の7,812百万円となった。親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により、利益剰余金が530百万円増加したことが主因となっている。
経営指標を見ると、経営の安全性を示す自己資本比率は前期末比1.0ポイント低下の52.6%、有利子負債比率は同4.2ポイント低下の28.2%となった。現預金から有利子負債を差し引いたネットキャッシュは前期末比1,257百万円増の4,119百万円とここ数年では最も高い水準に積み上がっており、財務基盤の強化が進んでいると判断される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
<SF>
3. 財務状況と経営指標
クリーク・アンド・リバー社<4763>の2020年2月期第2四半期末の総資産は前期末比1,450百万円増加の14,763百万円となった。主な増減要因を見ると、流動資産では収益拡大に伴い現金及び預金が1,136百万円増加したほか、売上債権が290百万円増加した。固定資産では繰延税金資産が150百万円減少した一方で、投資有価証券が202百万円増加した。
負債合計は前期末比838百万円増加の6,951百万円となった。有利子負債が120百万円減少した一方で、営業未払金や未払費用等のその他流動負債が増加したことによる。また、純資産は前期末比611百万円増加の7,812百万円となった。親会社株主に帰属する四半期純利益の計上等により、利益剰余金が530百万円増加したことが主因となっている。
経営指標を見ると、経営の安全性を示す自己資本比率は前期末比1.0ポイント低下の52.6%、有利子負債比率は同4.2ポイント低下の28.2%となった。現預金から有利子負債を差し引いたネットキャッシュは前期末比1,257百万円増の4,119百万円とここ数年では最も高い水準に積み上がっており、財務基盤の強化が進んでいると判断される。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 佐藤 譲)
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