来週の株式相場戦略=2万3000円視野に下値固めも、決算発表はピークに
来週の東京株式市場は、日経平均株価の2万3000円乗せを意識しながら下値を固める展開となりそうだ。日経平均の予想レンジは2万2500~2万3100円。
今週は、米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀金融政策決定会合などビッグイベントが相次いだ。今晩の米雇用統計やISM製造業景況感指数の結果が気になるところだが、これまでのところはほぼ無難にイベントをこなした格好だ。
日経平均は10月29日、約1年ぶりに一時2万3000円台に乗せた。しかし、その後は利益確定売りにも押され、市場には「いったん目標達成感が台頭した」(アナリスト)との見方も出ている。週後半にかけては米中貿易協議に対する不透明感も強まった。先月29日まで7連騰したこともあり、やや過熱感も出ている。こうしたなか、来週にかけて日経平均は高値圏でのもみ合いとなることも予想される。
来週の注目ポイントは決算発表がピークを迎えることだ。特に8日には約560社が業績を公表する。なかでも、6日のソフトバンクグループ<9984.T>と7日のトヨタ自動車<7203.T>は市場の関心を集めそうだ。この2社以外では、6日にはダイキン工業<6367.T>や三菱商事<8058.T>、7日には東レ<3402.T>や楽天<4755.T>、三井不動産<8801.T>、8日にはブリヂストン<5108.T>や住友金属鉱山<5713.T>、ホンダ<7267.T>などが決算を発表する。なお、4日は文化の日の振り替え休日となる。
経済指標では、5日に米9月貿易収支、米10月ISM非製造業景況感指数、8日に中国10月貿易収支いが発表される。国内では8日に9月景気動向指数が公表される。(岡里英幸)
出所:MINKABU PRESS
今週は、米連邦公開市場委員会(FOMC)や日銀金融政策決定会合などビッグイベントが相次いだ。今晩の米雇用統計やISM製造業景況感指数の結果が気になるところだが、これまでのところはほぼ無難にイベントをこなした格好だ。
日経平均は10月29日、約1年ぶりに一時2万3000円台に乗せた。しかし、その後は利益確定売りにも押され、市場には「いったん目標達成感が台頭した」(アナリスト)との見方も出ている。週後半にかけては米中貿易協議に対する不透明感も強まった。先月29日まで7連騰したこともあり、やや過熱感も出ている。こうしたなか、来週にかけて日経平均は高値圏でのもみ合いとなることも予想される。
来週の注目ポイントは決算発表がピークを迎えることだ。特に8日には約560社が業績を公表する。なかでも、6日のソフトバンクグループ<9984.T>と7日のトヨタ自動車<7203.T>は市場の関心を集めそうだ。この2社以外では、6日にはダイキン工業<6367.T>や三菱商事<8058.T>、7日には東レ<3402.T>や楽天<4755.T>、三井不動産<8801.T>、8日にはブリヂストン<5108.T>や住友金属鉱山<5713.T>、ホンダ<7267.T>などが決算を発表する。なお、4日は文化の日の振り替え休日となる。
経済指標では、5日に米9月貿易収支、米10月ISM非製造業景況感指数、8日に中国10月貿易収支いが発表される。国内では8日に9月景気動向指数が公表される。(岡里英幸)
出所:MINKABU PRESS
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