【9月13日予想】いったん様子見の局面

著者:西村剛
投稿:2019/09/12 19:03

22000円台突入がひとつの目安

12日の日経平均株価は上昇、8日続伸となりました。日経平均株価は前日比0.75%プラスの21759円61銭、マザーズ指数は1.18%マイナスの前日比855.11ポイントとなりました。12日の株価変動で日経平均株価のRSI(9日)は94.3%、マザーズ指数のRSI(9日)は68.9%となっています。

米中貿易摩擦問題で中国側が譲歩する姿勢を示したことが好感され米国株が上昇、為替も円安方向に動いたことが好感され日経平均株価も上昇しました。日経平均株価はテクニカル分析ではすでに過熱感のある水準に到達しているにもかかわらず8日続伸となっています。ただ目先米中貿易摩擦懸念も改善の方向性も株価には織り込み済みであろうという点やテクニカル分析では過熱感が強い点を考慮すると、ここからはいったん様子見の局面ではないかと考えます。深追いは禁物かもしれません。13日の日経平均株価は小幅安と予想します。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想