ETF売買動向＝9日大引け、全銘柄の合計売買代金1428億円

　9日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前週末比17.6％減の1428億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同17.6％減の1309億円だった。

　個別ではＯｎｅ　ＥＴＦ　国内金先物 <1683> 、ＮＥＸＴ　ＲＥＩＴ <1343> 、ＭＡＸＩＳ高利回りＪリート上場投信 <1660> 、ＳＭＡＭ　東証ＲＥＩＴ指数上場投信 <1398> 、上場インデックスファンドＪリート隔月分配型ミニ <2552> など11銘柄が新高値。

　そのほか目立った値動きではＭＡＸＩＳトピックスリスクコントロール（５％） <1567> が7.84％高、Ｓ＆ＰＧＳＣＩ商品指数 <1327> が3.28％高、ＥＴＦＳ　銅上場投資信託 <1693> が3.17％高、ＥＴＦＳ　金上場投資信託 <1672> が3.03％高と大幅な上昇。

　一方、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> は4.14％安、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は3.58％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が118円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金866億200万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日の平均942億9500万円を下回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が216億900万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が50億900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が47億2800万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が31億200万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が21億1400万円の売買代金となった。

株探ニュース