<動意株・2日>(大引け)=アルヒ、ツクルバ、ホロンなど
アルヒ<7198.T>=7日ぶりに急反発。今月18~19日に予定される日銀の金融政策決定会合では一段の金融緩和策に踏み込むことが予想され、不動産関連セクターにはフォローの風が意識され始めた。同社は住宅ローン専門の金融機関で住宅検索サービスなども手掛けており、この流れに乗る銘柄として短期資金の目にとまった。固定金利住宅ローン「フラット35」の販売では全国トップの実績を持ち、19年4~6月期決算は最終利益が前年同期比28%増の15億500万円と大幅な伸びをみせた。また、住宅ローンテック会社のiYell(東京都渋谷区)と住宅ローン分野で業務提携したことで、展開力が増している。
ツクルバ<2978.T>=続伸。今年7月31日に東証マザーズに上場、初値形成は公開価格と同値の2050円だったが、8月下旬以降、不動産株への投機資金流入が顕在化するなか物色人気化し、同月28日には2400円台まで買われる場面があった。中古マンション流通プラットフォーム「cowcamo(カウカモ)」を運営、アクティブ会員数の増加に力を入れている。首都圏のマンション取引で中古物件の取引が活発化しており、18年の中古マンションの成約数は新築供給戸数をわずかながら上回ったことが伝わるなか、同社の収益環境に追い風が意識されている。
ホロン<7748.T>=25日移動平均線を足場に上放れる。8月9日の戻り高値2238円を上抜いた。電子ビームを使ったマスク回路検査・測定装置を手掛け、半導体関連株が総じて戻り歩調を強めるなか、注目度が高まっている。特に、半導体の微細化投資で脚光を浴びているEUV露光装置向けで同社の電子ビーム関連技術に対する引き合いが旺盛、今後の収益成長期待が強い。株式需給面では貸株調達による空売りの買い戻しが株価に浮揚力を与えている。
楽天<4755.T>=戻り足。10月からの携帯電話サービス事業新規参入に期待が大きい一方、携帯電話基地局整備の遅れを巡り、総務省から再三行政指導を受けるなど先行きに対する懸念もあって、8月後半は下落基調を余儀なくされていた。しかし、「通信事業の悪化リスクを織り込み過ぎていることなどを理由に、前週ゴールドマン・サックス証券が同社株の投資判断及び目標株価を引き上げたことが底入れの契機となった」(国内証券アナリスト)格好で、株価は25日移動平均線とのマイナスカイ離解消により大勢トレンド転換の兆しをみせている。
トリケミカル研究所<4369.T>=大きく上値伸ばす。半導体向けなどに使われる化学薬品メーカーで多品種小ロット生産が特長。同社が30日取引終了後に発表した20年1月期中間期(2~7月)決算は、メモリー及びロジック向け高純度化合物などが好調で全体を牽引、売上高が前年同期比9.3%増の41億5200万円、営業利益が同10.7%増の11億5300万円と好調だった。これを好感する買いを呼び込む形となっている。
サンバイオ<4592.T>=急伸。8月30日の取引終了後、日米グローバルで行ったSB623の外傷性脳損傷を対象にした第2相試験(STEMTRA試験)の結果について、8月19日から22日に米フロリダ州で行われた「Military Health System Research Symposium 2019」(MHSRS 2019)で発表したことを明らかにした。同シンポジウムは、米国国防総省が開催し、特に国防総省固有の医療ニーズである負傷軍人の治療、医薬品、リハビリテーションなどのテーマに沿い、かつ革新性のある研究などに発表の機会を与える主要な学会。近年、軍人の外傷性脳損傷が着目されていることから、同社のSTEMTRA試験の結果が採り上げられ発表が行われたとしている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:minkabuPRESS
ツクルバ<2978.T>=続伸。今年7月31日に東証マザーズに上場、初値形成は公開価格と同値の2050円だったが、8月下旬以降、不動産株への投機資金流入が顕在化するなか物色人気化し、同月28日には2400円台まで買われる場面があった。中古マンション流通プラットフォーム「cowcamo(カウカモ)」を運営、アクティブ会員数の増加に力を入れている。首都圏のマンション取引で中古物件の取引が活発化しており、18年の中古マンションの成約数は新築供給戸数をわずかながら上回ったことが伝わるなか、同社の収益環境に追い風が意識されている。
ホロン<7748.T>=25日移動平均線を足場に上放れる。8月9日の戻り高値2238円を上抜いた。電子ビームを使ったマスク回路検査・測定装置を手掛け、半導体関連株が総じて戻り歩調を強めるなか、注目度が高まっている。特に、半導体の微細化投資で脚光を浴びているEUV露光装置向けで同社の電子ビーム関連技術に対する引き合いが旺盛、今後の収益成長期待が強い。株式需給面では貸株調達による空売りの買い戻しが株価に浮揚力を与えている。
楽天<4755.T>=戻り足。10月からの携帯電話サービス事業新規参入に期待が大きい一方、携帯電話基地局整備の遅れを巡り、総務省から再三行政指導を受けるなど先行きに対する懸念もあって、8月後半は下落基調を余儀なくされていた。しかし、「通信事業の悪化リスクを織り込み過ぎていることなどを理由に、前週ゴールドマン・サックス証券が同社株の投資判断及び目標株価を引き上げたことが底入れの契機となった」(国内証券アナリスト)格好で、株価は25日移動平均線とのマイナスカイ離解消により大勢トレンド転換の兆しをみせている。
トリケミカル研究所<4369.T>=大きく上値伸ばす。半導体向けなどに使われる化学薬品メーカーで多品種小ロット生産が特長。同社が30日取引終了後に発表した20年1月期中間期(2~7月)決算は、メモリー及びロジック向け高純度化合物などが好調で全体を牽引、売上高が前年同期比9.3%増の41億5200万円、営業利益が同10.7%増の11億5300万円と好調だった。これを好感する買いを呼び込む形となっている。
サンバイオ<4592.T>=急伸。8月30日の取引終了後、日米グローバルで行ったSB623の外傷性脳損傷を対象にした第2相試験(STEMTRA試験)の結果について、8月19日から22日に米フロリダ州で行われた「Military Health System Research Symposium 2019」(MHSRS 2019)で発表したことを明らかにした。同シンポジウムは、米国国防総省が開催し、特に国防総省固有の医療ニーズである負傷軍人の治療、医薬品、リハビリテーションなどのテーマに沿い、かつ革新性のある研究などに発表の機会を与える主要な学会。近年、軍人の外傷性脳損傷が着目されていることから、同社のSTEMTRA試験の結果が採り上げられ発表が行われたとしている。
※未確認情報が含まれる場合があります。株式の売買は自己責任に基づいて、ご自身でご判断ください。
出所:minkabuPRESS
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