ドル円、上値重い。

著者:遠藤寿保
投稿:2019/09/02 09:47

マーケットコンディション

先週末のドル円は、106.50円で始まると、東京時間、仲値で106.31円まで下押しとなるが、日経平均や米長期金利が安定している事などもあり106円台半ばで堅調推移。ロンドン時間、時間外のNYダウ先物や上海総合指数が軟調となると106.28円まで下押し。NY時間、米長期金利が上昇幅を縮めた事や、8月米消費者態度指数確報値が予想92.1に対し89.8と下振れすると、106.10円まで下押し、106.26円でクローズをむかえた。

ドル円、上値重い。

木曜に米中摩擦緩和で106.68円まで上昇後、追随する買いはでなかった。現在106円台前半だか、今朝は窓を下に開け105円台でスタート。米中問題も若干食傷気味なのかもしれない。
テクニカル的には、8/1の高値109.31円から8/26の安値104.44円に対し戻り23.6%(105.58円から戻り50%(106.87円)のレンジ相場形成。しかし、レンジ形成となれば、レンジをブレイクする動きもでてくるものである。天底のタイミングでのイベントに注意。
遠藤寿保
YJFX! FXエバンジェリスト
配信元: 達人の予想