29日の日経平均株価は小幅反落 この先の動きはどうなる??=フェアトレード田村祐一

著者:田村祐一
投稿:2019/08/29 19:07

急落からの短期的な反発は期待できるものの・・・

8月29日の日経平均株価は、18円49銭安の2万0460円93銭で終了しました。

8月28日のNWダウが、
前日比258ドル20セント高と大幅上昇したものの、


8月29日の日経平均株価は、23円34銭の上昇となりました。

28日の値動きの予想を「大幅高になる」、
と予想していましたが、小幅の値動きとなりました。

さて、8月30日(金)の日経平均株価はどう動くのでしょうか?


私は、【小幅高になる】と予想します。

日経平均株価は、8月に入ってからの大幅下落以降、

値動きの大きい状況が続いていましたが、
徐々に落ち着きを取り戻してきています。


現在の終値は、25日移動平均線と比較してさらに下に乖離しており
引き続き割安な水準といえますが、



徐々に25日移動平均線も近づいてきており、

上値抵抗性となってしまう場合には
上昇しづらい展開となる可能性もあります。



また、28日のNWダウが大幅上昇したにもかかわらず、

日経平均株価は前日比マイナスで終了しており、
日本株の弱さが目立ちます。


徐々に値動きが落ち着いてきたものの、

現在の相場は引き続き急落の危険性を孕んでおり
さらなる下落となる可能性も充分にあるでしょう。



また、大きな急落がおこると
いつでも2万円を割ってしまう可能性もあります。


2万円を割ってしまうと、
下落の勢いが更についてしまう恐れがあるでしょう。



そのため、引き続き過度にリスクをとることは
現状では特に危険であると言えます。

ポジションは控えめにしておくことに徹しておきましょう。


明日の日経平均株価の値動きの予想については、
以上の点を総合的に考慮して、「小幅高になる」と判断しました。
田村祐一
フェアトレード(株)所属
配信元: 達人の予想