ETF売買動向＝29日寄り付き、日経レバの売買代金は112億円と低調

　29日寄り付きの上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、9時16分時点でETF・ETN合計の売買代金が前日同時刻比5.0％増の189億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同9.6％増の175億円となっている。

　個別ではＭＡＸＩＳ　Ｊリート上場投信 <1597> 、ｉシェアーズ・コア　Ｊリート　ＥＴＦ <1476> 、ＭＡＸＩＳ高利回りＪリート上場投信 <1660> 、ＮＺＡＭ　ＲＥＩＴ指数 <1595> 、純銀上場信託（現物国内保管型） <1542> など6銘柄が新高値。ＮＥＸＴ　金ベア <2037> が新安値をつけている。

　そのほか目立った値動きではサムスンＫＯＤＥＸサムスングループ株証券 <1584> が7.12％高、ＥＴＦＳ　農産物上場投資信託 <1687> が6.08％高、サムスンＫＯＤＥＸ２００証券上場指数投資信託 <1313> が3.14％高、純プラチナ上場信託（現物国内保管型） <1541> が3.01％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が28円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金112億2700万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における同時刻の平均185億1200万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が27億700万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が13億200万円、上場インデックスファンド２２５ <1330> が6億1500万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が3億6900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が3億5000万円の売買代金となっている。

株探ニュース