概況からBRICsを知ろう ブラジル株式市場は小幅安、生活必需品、エネルギーなど下落

配信元:フィスコ
投稿:2019/07/17 10:53
【ブラジル】ボベスパ指数 103775.40 -0.03%
16日のブラジル株式市場で主要株価指数のボベスパ指数は前日比27.3ポイント安(-0.03%)の103775.40で引けた。セクター別では、生活必需品、エネルギー、ヘルスケアなどが下落し、資本財・サービス、素材はしっかりとなった。

株価指数構成銘柄では35が上昇、31が下落で買いが優勢。B2Wコンパニア・デジタル(BTOW3)などが下落、一方、ゴルーリニャス・アエリアス・インテリジェンス(GOLL4)などの上げが目立った。

【ロシア】MICEX指数 2755.88 -0.02%
16日のロシア株式市場で主要株価指数のMOEXロシア指数は前日比0.56ポイント安(-0.02%)の2755.88で取引終了。取引レンジは2736.44−2757.35。経済制裁を巡る思惑は消えていないことから、株価指数は伸び悩んだ。

【インド】SENSEX指数 39131.04 +0.60%
16日のインドSENSEX指数は強含み。前日比234.33ポイント高(+0.60%)の39131.04、ナショナル証券取引所の主要50社株価指数ニフティは同74.25ポイント高(+0.64%)の11662.60で取引終了。

一部銀行株が10%超の大幅高になっているほか、大手自動車株も5%超上げており、指数の上昇をけん引している。

【中国本土】上海総合指数 2937.62 -0.16%
16日の上海総合指数は値下がり。主要指標の上海総合指数は、前日比4.57ポイント安(-0.16%)の2937.62ポイントと4日ぶりに反落した。

新規の買い材料に乏しいなかで上値の重い展開。中国指標の発表など目先の重要イベントが通過するなか、市場の注目は企業業績の動向に移っている。15日に公表された中国経済指標では、6月の月次統計が大幅に改善する一方、第2四半期(4~6月)GDP成長率は予想通りとはいえ前四半期から減速したことが明らかになった。


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