ETF売買動向＝20日前引け、野村外国債Ｈ、農中Ｊリートが新高値

　20日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比9.5％減の1034億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同14.0％減の940億円だった。

　個別では金価格連動型上場投資信託 <1328> 、ＮＥＸＴ　金ブル <2036> 、上場インデックスファンドＪリート隔月分配型ミニ <2552> 、上場ファンドＪリート <1345> 、ＮＺＡＭ　ＲＥＩＴ指数 <1595> など12銘柄が新高値。国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> 、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> 、ＮＥＸＴ　金ベア <2037> 、ＮＥＸＴ　ＮＹ　ダウ・ベア・ドルヘッジＥＴＮ <2041> が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＥＴＦＳ　農産物上場投資信託 <1687> は3.61％安、ＥＴＦＳ　ＷＴＩ原油上場投資信託 <1690> は3.28％安と大幅に下落。

　日経平均株価が130円高の大幅高となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金663億8700万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金537億3500万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が137億9500万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が43億4000万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が31億1900万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が19億3100万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が11億3100万円の売買代金となった。

株探ニュース