マーケットコンディション 昨日のドル円は、108.49円で始まると、東京時間は、主だった材料もなく108.50円前後で小動き。ロンドン時間、香港株の下落や米長期金利の低下を受け、ドル円は108.21円まで下落となるが、108円台半ばまで買い戻された。NY時間、米消費者物価指数(CPI)コア指数が予想0.2%に対し0.1%と下振れると、108.25円まで下押しとなるが、米長期金利が低下幅を縮小させると、108.54円まで買い戻され、108.51円でクローズをむかえた。
ドル円、底堅い。 米国CPIは下振れとなったが、思いのほか底堅く、買い戻された。目先は、材料難で108円台のレンジが継続しそうだ。テクニカル的に、108円台半ばから後半は、16年のブレクジットの安値98.90円からトランプ相場の118.66円の50%押し(108.78円)、今年1/3の安値104.83円から4/24の高値112.39円の押し50%(108.61円)レベル。上下どちらに動いてもおかしくないレベルである。方向は下と見るが、逆シナリオの準備も必要か。