米中貿易戦争の過度な悲観ムード後退で切り返し期待
業種:輸送用機器
時価総額:34322.88億円
PER:11.06倍
PBR: 0.93倍
自動車部品の国内最大手で、世界的には独ボッシュに次ぐ2位を誇る。トヨタ自動車グループで、エンジンから電子機器機に至るまで広範囲にわたる車載機器をカバーしている。冷却技術を活かした産業機器、カーエアコンなどにも強みを持つ。売上高比率は海外が60%を占め、以前よりも増加傾向にある。
業績面は4/26に決算発表しており、前期実績が20%超の減益となり落ち込んだ一方で、今期は20%超の増益計画で売上高は増加基調を維持する。先行投資や品質費用の引当て等もあり、欧州地域以外が増収減益であったが、車両生産以外の分野で予防安全製品や電動化製品などを拡販して成長を維持する。
株価は足元で年初来安値の水準まで売り込まれた一方、徐々に切り返す動きが確認できる。4月の株価推移からは急転直下と言える下落に見舞われたが、来年4月にはトヨタが自社内でかかえている電子部品事業を移管する予定であるほか、自動車部品業界をめぐる再編の動きも活発化しており、今後より注目を集めやすくなることだろう。
時価総額:34322.88億円
PER:11.06倍
PBR: 0.93倍
自動車部品の国内最大手で、世界的には独ボッシュに次ぐ2位を誇る。トヨタ自動車グループで、エンジンから電子機器機に至るまで広範囲にわたる車載機器をカバーしている。冷却技術を活かした産業機器、カーエアコンなどにも強みを持つ。売上高比率は海外が60%を占め、以前よりも増加傾向にある。
業績面は4/26に決算発表しており、前期実績が20%超の減益となり落ち込んだ一方で、今期は20%超の増益計画で売上高は増加基調を維持する。先行投資や品質費用の引当て等もあり、欧州地域以外が増収減益であったが、車両生産以外の分野で予防安全製品や電動化製品などを拡販して成長を維持する。
株価は足元で年初来安値の水準まで売り込まれた一方、徐々に切り返す動きが確認できる。4月の株価推移からは急転直下と言える下落に見舞われたが、来年4月にはトヨタが自社内でかかえている電子部品事業を移管する予定であるほか、自動車部品業界をめぐる再編の動きも活発化しており、今後より注目を集めやすくなることだろう。