午前:債券サマリー 先物反発、長期金利マイナス0.035%に低下

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/04/22 11:47
 19日午前の債券市場で、先物中心限月6月限は反発して寄り付いたが、手掛かり難で積極的な取引は手控えられた。

 前週末はロンドン、ニューヨーク市場は休日のため休場。国内市場では、日銀の金融政策決定会合(24~25日)で金融緩和政策の長期化が改めて意識されるとの見方から、押し目買いが先行した。ただ、改元に伴う大型連休を控え、手掛かり材料がないなか、模様眺め気分が強く、薄商いで小甘い値動きとなった。債券先物市場は前週末比8銭高の152円60銭で寄り付いたあと方向感なく推移し、値幅は7銭にとどまっている。

 午前11時の先物6月限の終値は前週末比5銭高の152円57銭。出来高は7556億円だった。現物債の利回りは、10年債が前週末比0.005%低下のマイナス0.035%、20年債が同0.005%低下の0.385%となった。


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