■株主還元
トラスト・テック<2154>は株主還元を重要な経営課題と認識しており、その手段としては配当によることを基本としている。配当額の決定に際しては、配当の安定性を重視しながら、業容拡大と体質強化のための内部留保を行いつつ、業績に応じた配当を加味するとしている。
2019年6月期については、期初に前期比15円増配となる70円(中間配30円、期末配40円)の配当予想を公表している。この点は第2四半期決算後も変更はない。予想一株当たり当期純利益174.70円に基づく配当性向は40.1%となる。
過去と比較して配当性向は年々下がる傾向にあるが、配当の実額ベースでは7期連続の増配であること(株式分割調整後)や、海外M&Aや国内での人員増強などの成長投資案件を数多く抱えること、過去8年で3回の株式分割を行ってきていること等を踏まえれば、株主還元について高い意識を持って臨んでいると評価できよう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)
<HN>
トラスト・テック<2154>は株主還元を重要な経営課題と認識しており、その手段としては配当によることを基本としている。配当額の決定に際しては、配当の安定性を重視しながら、業容拡大と体質強化のための内部留保を行いつつ、業績に応じた配当を加味するとしている。
2019年6月期については、期初に前期比15円増配となる70円(中間配30円、期末配40円)の配当予想を公表している。この点は第2四半期決算後も変更はない。予想一株当たり当期純利益174.70円に基づく配当性向は40.1%となる。
過去と比較して配当性向は年々下がる傾向にあるが、配当の実額ベースでは7期連続の増配であること(株式分割調整後)や、海外M&Aや国内での人員増強などの成長投資案件を数多く抱えること、過去8年で3回の株式分割を行ってきていること等を踏まえれば、株主還元について高い意識を持って臨んでいると評価できよう。
(執筆:フィスコ客員アナリスト 浅川裕之)
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