マザーズ指数は6営業日続伸、バイオ株物色は継続、直近IPOの識学は好調な初値形成

配信元:フィスコ
投稿:2019/02/25 16:59
 本日のマザーズ指数は6営業日続伸となった。トランプ大統領のツイッター発言なども含め、米中協議の進展期待を背景に新興市場も買いが先行。主力市場で手掛けにくさが意識されるなか、バイオ株などを中心に物色が続き、マザーズ指数は終日堅調な値動きとなった。なお、マザーズ指数は6営業日続伸、売買代金は概算で1386.56億円。騰落数は、値上がり160銘柄、値下がり106銘柄、変わらず6銘柄となった。
 個別では、アンジェス<4563>がマザーズ売買代金トップにランクイン。オンコリス<4588>ソレイジア<4597>ブライトパス・バイオ<4594>などのバイオ関連も軒並み買われた。
また、ITbookHD<1447>はストップ高。グループ会社が画像認識AIを利用した全長ボーリング「コア」(セメントによる地盤改良施工時に改良体より採取した供試体)判定アプリケーションの開発に業界で初めて成功したと発表し関心を集めた。また、セキュリティ対策を強化した「セキュアQRコードリーダー」を開発し、提供を開始したと発表したメディアシーク<4824>も急騰。一方、直近で強い値動きが続いていたベルトラ<7048>には利食いの動きが広がり、サンバイオ<4592>、HEROZ<4382>、Kudan<4425>なども売りに押された。
 なお、22日に上場し、買い注文が殺到して取引が成立していなかった識学<7049>は公開価格(1800円)の約2.5倍となる4550円で初値を付けた。
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配信元: フィスコ

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