東京株式(前引け)=小幅反落、利益確定売り優勢も後半下げ渋る

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/02/21 11:52
東京株式(前引け)=小幅反落、利益確定売り優勢も後半下げ渋る  21日前引けの日経平均株価は前営業日比28円80銭安の2万1402円69銭と小反落。前場の東証1部の売買高概算は6億134万株、売買代金概算は1兆694億6000万円。値上がり銘柄数は843、対して値下がり銘柄数は1166、変わらずは118銘柄だった。

 きょう前場の東京市場は売り優勢でスタートし、日経平均は寄り後2万1300円台前半まで水準を切り下げたが、前場後半は戻り足に転じ、前引けは前日比小幅安で着地した。前日の米国株市場ではNYダウが3日続伸し約3カ月ぶりの高値に買われたが、日経平均は前日まで3営業日で530円近い上昇をみせていたほか、日経225採用銘柄ベースでの騰落レシオも前日時点で過熱ゾーンとされる120%にほぼ達していたこともあって、目先利益確定売りに押される格好となった。ただ、下値では押し目買いが厚い状況。前場の売買代金は1兆円台を上回った。

 個別では任天堂<7974.T>が堅調、ファーストリテイリング<9983.T>も頑強な動き。ZOZO<3092.T>も買い優勢だった。コマツ<6301.T>が高く、JT<2914.T>も上値追い。安川電機<6506.T>もしっかり。カドカワ<9468.T>が大幅高、新日本科学<2395.T>も買い人気を集め、参天製薬<4536.T>も急伸。半面、SUMCO<3436.T>トヨタ自動車<7203.T>が軟調、太陽誘電<6976.T>も売りに押された。IHI<7013.T>が急落、LIXILグループ<5938.T>も大きく売られた。NISSHA<7915.T>日本CMK<6958.T>の下げも目立つ。

出所:minkabuPRESS
配信元: みんかぶ

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