米外為市場サマリー:世界景気の減速懸念からリスク回避の円買い・ドル売り、1ドル=109円30銭台の推移

配信元:みんかぶ
著者:MINKABU PRESS
投稿:2019/01/23 08:28
米外為市場サマリー:世界景気の減速懸念からリスク回避の円買い・ドル売り、1ドル=109円30銭台の推移  3連休明け22日のニューヨーク外国為替市場のドル円相場は、1ドル=109円36銭前後と、18日に比べて35銭程度のドル安・円高で取引を終えた。ユーロは、1ユーロ=124円25銭前後と、18日に比べて40銭程度のユーロ安・円高となった。

 22日のニューヨーク外国為替市場は、国際通貨基金(IMF)が21日、2019年の世界の成長率予想を3.5%と、昨年10月時点の予測から0.2ポイント引き下げたことや、中国国家統計局が同日発表した18年の国内総生産(GDP)が、実質ベースで前年比6.6%増にとどまり、28年ぶりの低い伸びとなったことなど受け、世界的な景気減速懸念が広がるなか、NYダウ平均株価が300ドルを超える大幅安となり、投資家のリスク回避姿勢が強まり、安全資産とされる円が買われ、ドルが売られた。

 ユーロは対ドルで、1ユーロ=1.1362ドル前後と18日比で横ばいとなった。


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