「★1月23日予想」短期的な暴落に注意

著者:西村剛
投稿:2019/01/22 15:15

いったん手仕舞いの局面か

22日の日本株市場は下落しました。日経平均株価は前日比0.4%マイナスの20622円91銭、マザーズ指数は前日比0.9%マイナスの930.68ポイントとなりました。ダボス会議にてIMF(国際通貨基金)が世界の成長率を引き下げたことでアジア各国の株式市場が下落、日本株も追随し下落しました。

22日終値時点で日経平均株価のRSI(9日)は67%、マザーズ指数のRSI(9日)は76%となっており、テクニカル的には過熱感がある水準に達しています。日経平均株価は25日移動平均線を若干上回っており、このまま上昇トレンドを維持するか、それとも再度25に移動平均線を下回り下落トレンドに転じるかの境目にあると考えていますが、現時点では下落トレンドに入る可能性が高いと考えています。マザーズ指数に関しても75日移動平均線をいったん超えたものの再度下落しており、短期的な勢いはなくなりつつあるのではないかと考えます。ここから再度日本株は弱い展開になると考えており、いったんの手仕舞いが妥当と考えます。23日の日経平均株価は日本株が短期的な天井を打ったと考え大幅安(-100円~)と予想します。
西村剛
フェアトレード株式会社 代表取締役
配信元: 達人の予想