16日のマザーズ先物は前週末比1.0pt安の900.0ptと3日ぶりに小反落して取引を終えた。高値は909.0pt、安値は892.0pt、取引高は2552枚。ナイトセッションの225先物や為替市場での円高・ドル安が進むなか、前日に900ptの大台を回復したマザーズ先物には、朝方から目先的な目標達成感が台頭し、利益確定売りが先行して始まった。個人投資家による押し目拾いの動きは散見されたものの、節目の900ptを上回った水準での売り圧力は強く意識される結果に。なお、警戒されていた英議会下院における欧州連合(EU)離脱案否決に関しては、想定内と受け止める向きが多く、好決算銘柄や材料株に対する個人投資家の物色は継続した。個別では、KDDI<9433>と対等かつ長期的なパートナーシップの構築を目的に資本・業務提携契約の締結を決めたと発表したエコモット<3987>がストップ高買い気配となった。
<SK>
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