ETF売買動向＝9日前引け、ＥＡＳＹ商品が新安値

　9日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比7.8％減の1210億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同6.0％減の1171億円だった。

　個別ではＳ＆ＰＧＳＣＩ商品指数 <1327> が新安値。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　原油ブル <2038> が7.31％高、ＷＴＩ原油価格連動型上場投信 <1671> が4.24％高、ＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> が4.01％高、ＮＥＸＴ　インドブル <2046> が3.83％高、ＮＥＸＴ　香港ハンセンダブル・ブル <2031> が3.80％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> は5.20％安、ＮＥＸＴ　原油ベア <2039> は3.33％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が251円高と急騰するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金777億4100万円となり東証全銘柄でトップ。ただ、売買代金は過去5営業日における前引け時点の平均1054億6000万円を大きく下回っており低調。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が230億1100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が48億2600万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が35億1600万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が25億8300万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が17億500万円の売買代金となった。

株探ニュース