セリングクライマックスは近づいていると思います
日経平均は-1010円安の19155円と大幅に5営業日続落しました。
朝方は、トランプ米大統領の政権運営をめぐる不透明感から米国株が急落し、円高ドル安が進行した流れを嫌気してリスク回避の動きで大幅下落して始まりました。
その後も下げ幅を拡大すると、日銀のETF買い期待を支えにやや下げ渋る場面もありましたが、後場終盤には安値で-1048円安の19117円まで急落しました。
東証業種別株価指数では全33業種が値下がりし、日経平均は今年2番目の下げ幅となって17年4月25日の終値19079円以来1年8ヶ月ぶりの安値水準となっています。
ドル円が110円近辺まで円高に振れたことから輸出関連株を中心に売りが膨らんで日経平均の下落率は今年最大となると、米大統領選の結果を受けて急落した16年11月9日以来の大きさとなり、下落幅は2月6日の-1071円安以来今年2番目の大きさでした。
クリスマス休暇で外国人投資家の売買が細るなか、信用取引の追加証拠金発生を警戒した個人投資家の投げ売りが膨らみ、TOPIXは5日続落して16年11月15日以来の低水準となっています。
東証1部の売買代金は2兆6167億円、騰落銘柄数は値上がり27銘柄、値下がり2096銘柄、日経225採用銘柄では値上がり2銘柄、値下がり223銘柄でした。
ファーストリテが約90円、ソフトバンクが約64円など日経平均を押し下げています。
日経ジャスダック平均は大幅続落で17年5月以来約1年7ヶ月ぶりの安値水準となり、東証マザーズ指数も大幅続落で16年2月以来約2年10ヶ月ぶりの安値水準となりました。
日経平均のテクニカル指標は、総じて底値圏を示唆する水準になっています。
市場心理の悪化を反映して日経平均ボラティリティー・インデックスは32.25%と2月13日の33.75%以来の高水準に急上昇し、日経平均は直近5日で合計2351円安となっています。
日経平均の25日線かい離率は底値圏のメドとなる-5%を大きく超えて-10.87%となりました。
これは16年2月12日の-11.87%以来の高水準となっていますが、このときはその後相場は急速にリバウンド入りしました。
今回も悪材料が重なっての急落となっていますが、水準としては明らかに売られ過ぎ水準になっていると思いますので、ある程度の位置までは急速に自律反発する可能性が高まっていると思います。
きょうで年内最終受け渡しが終わり、実質新年度入りしますので、需給関係的にはやや落ち着きを取り戻しやすくなってきました。
今後は急速に下落してくる25日線や、心理的なフシ目の20000円などに向けて戻りを試す場面に期待が掛かると思います。
新興市場もだいぶ株価チャートが整ってきましたので、自律反発は近いと思います。
朝方は、トランプ米大統領の政権運営をめぐる不透明感から米国株が急落し、円高ドル安が進行した流れを嫌気してリスク回避の動きで大幅下落して始まりました。
その後も下げ幅を拡大すると、日銀のETF買い期待を支えにやや下げ渋る場面もありましたが、後場終盤には安値で-1048円安の19117円まで急落しました。
東証業種別株価指数では全33業種が値下がりし、日経平均は今年2番目の下げ幅となって17年4月25日の終値19079円以来1年8ヶ月ぶりの安値水準となっています。
ドル円が110円近辺まで円高に振れたことから輸出関連株を中心に売りが膨らんで日経平均の下落率は今年最大となると、米大統領選の結果を受けて急落した16年11月9日以来の大きさとなり、下落幅は2月6日の-1071円安以来今年2番目の大きさでした。
クリスマス休暇で外国人投資家の売買が細るなか、信用取引の追加証拠金発生を警戒した個人投資家の投げ売りが膨らみ、TOPIXは5日続落して16年11月15日以来の低水準となっています。
東証1部の売買代金は2兆6167億円、騰落銘柄数は値上がり27銘柄、値下がり2096銘柄、日経225採用銘柄では値上がり2銘柄、値下がり223銘柄でした。
ファーストリテが約90円、ソフトバンクが約64円など日経平均を押し下げています。
日経ジャスダック平均は大幅続落で17年5月以来約1年7ヶ月ぶりの安値水準となり、東証マザーズ指数も大幅続落で16年2月以来約2年10ヶ月ぶりの安値水準となりました。
日経平均のテクニカル指標は、総じて底値圏を示唆する水準になっています。
市場心理の悪化を反映して日経平均ボラティリティー・インデックスは32.25%と2月13日の33.75%以来の高水準に急上昇し、日経平均は直近5日で合計2351円安となっています。
日経平均の25日線かい離率は底値圏のメドとなる-5%を大きく超えて-10.87%となりました。
これは16年2月12日の-11.87%以来の高水準となっていますが、このときはその後相場は急速にリバウンド入りしました。
今回も悪材料が重なっての急落となっていますが、水準としては明らかに売られ過ぎ水準になっていると思いますので、ある程度の位置までは急速に自律反発する可能性が高まっていると思います。
きょうで年内最終受け渡しが終わり、実質新年度入りしますので、需給関係的にはやや落ち着きを取り戻しやすくなってきました。
今後は急速に下落してくる25日線や、心理的なフシ目の20000円などに向けて戻りを試す場面に期待が掛かると思います。
新興市場もだいぶ株価チャートが整ってきましたので、自律反発は近いと思います。