<6513> オリジン電気
四季報によると、事務機用精密部品が順調拡大。自動車用塗料も堅調。中国液晶投資好調受けスマホ製造用タッチパネル貼合装置が想定超の伸長。営業益独自増額。20年3月期は精密部品順調。電源装置も回復基調。旧本社工場跡地は定期借地権設定を敷地全体へ拡大、地下水の水質調査進み賃貸契約先選定に入る。装置事業で人材の有効活用狙いマルチエンジニア育成。
11月9日発表時点。2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+64.7%の30億円、経常利益+57.2%の30億円と2期連続の増収・増益の見通し。
2015年2月25日の2790円(併合前558円)をピークとする下降トレンド(A)と2016年2月12日の1220円(併合前244円)を安値とする上昇トレンド(B)で三角保ち合い(C)を形成し、この中での値動きとなっています。この三角保ち合い(C)の中で、2016年2月12日の1220円、8月17日の1215円とダブル底をつけて上昇し、2018年5月21日の2522円、6月7日の2520円と今度はダブル天井をつくって下降トレンド(D)となっています。この下降トレンド(D)の中で10月30日の1514円まで下げて11月9日の2064円まで反発し、11月21日の1711円まで押し目を入れて再反発し、下降トレンド(D)をぬけて12月7日の2011円まで上昇し押し目を形成しています。
<8892> 日本エスコン
四季報によると、マンション分譲計画585戸(前期476戸)。ホテルなど収益不動産も販売増。税平常化でも連続最高益。19年12月期はマンション分譲横ばい、ホテル・商業施設の販売増勢。用地取得、人件費吸収。19年度にはマンション自社販売体制に完全移行。販売委託手数料を取り込み効率化推進。東京理科大と環境に配慮した共同住宅を開発する予定で研究開始。
12月10日発表時点。2018年12月期本決算予想は、2017年12月期比で営業利益+63.3%の115億円、経常利益+74.5%の104.50億円の増収・増益の見通し。11月9日時点より営業利益で113億円→115億円、経常利益で102億円→104.50億円へ上方修正。
2016年2月12日の164円を安値に上昇トレンド(A)を形成。この中で2018年2月21日の1063円でピークをつけ、もみあったあと5月8日の999円を戻り高値にして、下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で6月26日の628円まで下げて8月30日の874円まで反発し、再下落となって10月30日の612円まで下げ、12月4日の758円まで戻したあと押し目となっています。
<3436> SUMCO
四季報によると、直径300mmウエハはロジック・メモリ向けとも堅調。200mm以下も産業向け軸に需給逼迫。営業益倍増。増配。19年12月期は300mmがメモリ向け不足感一服も活況続く。車載向け復調。販価5%程度上昇。後半増産効果も。償却吸収、増益続く。300mmは10年ぶりの設備増強が19年夏完了。今後も需要見極め増設検討。長期契約は20年まで販売の8割契約済み。
11月28日発表時点。2018年12月期本決算予想は、2017年12月期比で営業利益+102.4%の852億円、経常利益+125.3%の827億円の2期連続の増収・増益の見通し。
2016年7月7日の590円を安値に上昇トレンド(A)を形成。この中で2018年1月23日の3345円でピークをつけ、3月13日の3180円を2番天井にして、下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で10月26日の1280円で当面の底打ちとなって反発し、12月3日の1797円まで上昇後、日経平均の大幅下落につれ安しています。1301~1736円のボックス圏の動きとなっています。
<4902> コニカミノルタ
四季報によると、計測機器はスマホ向け反動減続く。が、柱の複合機はIoT対応など高付加価値の新製品伸長。産業印刷も新製品好調。医療等先行費用こなし営業益やや上振れ。20年3月期は複合機堅調で小幅増益。遺伝子分析によるがん診断など手掛ける子会社が18年10月事業開始、個別化医療を目指す。知名度の向上を狙い都内にプラネタリウム施設を同年12月開業。
10月30日発表時点。2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+18.9%の640億円を2期連続の増収・増益の見通しで経常利益は未発表。
2015年5月21日の1652円をピークに下降トレンド(A)入りとなり、この中で2016年6月28日の698円で底打ちとなりました。ここから下値、上値を切り上げる上昇トレンド(B)となっています。今年の10月1日の1254円を戻り高値にして11月26日の984円まで反落し、もみあって12月13日に1036円で買転換となっています。
<6482> ユーシン精機
四季報によると、特注機は回復に遅れ。ただ国内大口薄利案件とアジア入門機案件による、主力の取り出しロボットの採算圧迫は期初で解消、後半にかけ部品調達難も緩和し原価高要因一挙解消。前号より営業益増額。20年3月期は医療向け軸に特注機納入増。特注機は欧州の医療向け等18年9月末受注残27億円と前年同期比3倍強。大陸欧州にも自社拠点を設け拡販の意向。
11月5日発表時点。2019年3月期本決算予想は、2018年3月期比で営業利益+10.3%の26億円、経常利益+6.9%の26億円と2期連続の増収・増益の見通し。機械:取口ロボット、特注機、部品・保守サービス。
2016年7月8日の795円(分割前1590円)を安値に上昇トレンド(A)を形成し、この中で2018年2月6日の1940円(分割前3880円)でピークをつけ、2月14日の1602円(分割前3205円)まで押し目を入れ反発し、3月15日の1867円(分割前3735円)で2番天井となって急落し、下降トレンド(B)へ転換しました。この下降トレンド(B)の中で10月30日の900円で底打ちとなり、9月21日の1386円まで反発後、再下落となって2番底を確認する動きとなっています。
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