ETF売買動向＝20日大引け、全銘柄の合計売買代金4192億円

　20日の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比38.3％増の4192億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同37.7％増の4005億円だった。

　個別では日経４００ダブルインバースインデックス連動 <1472> 、ＴＯＰＩＸベア２倍上場投信 <1356> 、ダイワＴＰＸダブルインバース（－２倍）指数 <1368> 、ＴＯＰＩＸベア上場投信 <1569> 、ＪＰＸ日経４００ベア２倍上場投信（ダブルインバース） <1469> など7銘柄が新高値。ラッセル野村小型コアインデックス連動型上場投信 <1312> 、ＭＡＸＩＳＳ＆Ｐ三菱系企業群上場投信 <1670> 、ＮＥＸＴ　ＮＯＴＥＳ日本株配当貴族 <2065> 、ダイワ上場投信－ＭＳＣＩ日本株女性活躍指数（ＷＩＮ） <1652> 、ＵＢＳ　欧州株 <1386> など104銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　日経平均ＶＩ先物 <2035> が9.84％高、国際のＥＴＦ　ＶＩＸ短期先物指数 <1552> が3.94％高と大幅な上昇。

　一方、ＮＥＸＴ　東証マザーズＥＴＮ <2042> は5.86％安、ダイワ小売上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1647> は3.90％安、東証マザーズＥＴＦ <2516> は3.85％安、ＳＰＤＲ　Ｓ＆Ｐ５００　ＥＴＦ <1557> は3.84％安、上場インデックスファンド海外新興国株式 <1681> は3.25％安と大幅に下落した。

　日経平均株価が595円安と急落するなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金2445億6800万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日の平均売買代金1439億800万円を大きく上回る活況となった。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が819億4400万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が263億7900万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が165億300万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が74億4500万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が45億3600万円の売買代金となった。

株探ニュース