日経平均は40円安でスタート、昭和電工やファナックが売られる

配信元:フィスコ
投稿:2018/12/04 09:43
[日経平均株価・TOPIX(表)]

日経平均;22533.97;-40.79TOPIX;1685.72;-3.33

[寄り付き概況]

 4日の日経平均は前日比40.79円安の22533.97円と8日ぶりに反落して取引を開始した。3日の米国株式相場は上昇して取引を終了したものの、シカゴ日経225先物清算値は大阪比5円安の22635円となり、円相場は113円50銭後半と前日に比べやや円高に振れて推移している。日経平均は前日までに7日続伸していることもあり、やや利益確定の売りが先行する形での寄り付きとなった。ただ、米中貿易摩擦への過度な懸念が後退し、年末に向けた株価の先高期待がじわりと高まっており、寄り付き後は下げ幅を縮小する動きがみられる。

 業種別では、海運業、銀行業、鉄鋼などマイナスで推移する業種が優勢。一方、精密機器、鉱業、ゴム製品などはプラスで推移している。売買代金上位では、昭和電工<4004>ファナック<6954>東海カーボン<5301>の下落が目立っており、決算発表のピジョン<7956>、ユニファミマ<8028>などもマイナスで推移。一方、自社株買い実施を発表したブイ・テクノロジー<7717>が上昇しており、ソフトバンクG<9984>、日本電産<6594>などがプラスで推移している。
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