明日の株式相場見通し=週末に伴う持ち高調整で上昇一服、戻り待ちの売り懸念
あす(9日)の東京株式市場は、きょう日経平均株価が大幅反発した反動に加え、週末に伴う持ち高調整の売りも想定されることから、全体相場は一服商状となりそうだ。ただ、発表が終盤を迎えている4~9月期決算や19年3月期業績見通しの内容を評価した個別物色の活況は継続しそうだ。
市場関係者からは「きょうの東京株式市場は、前日の米株式市場でNYダウ平均株価が急伸したことに加え、外国為替市場で1ドル=113円台後半へと円安・ドル高が進行したことが好感されて、日経平均は一時心理的なフシ目とされる2万2500円台に乗せる場面もあった。ただ、この水準では戻り待ちの売りも出て上値の重さが目立った。日経平均は、25日移動平均線(2万2364円82銭=8日)を約1カ月ぶりに上回ってきたものの、買い手掛かり材料不足のなかでの戻り売り圧力で、しばらくは値固めの様相となりそうだ」との見方が出ていた。
8日の東京株式市場は終始買い意欲の強い展開で、日経平均は寄り直後早々に2万2500円を上回った。その後伸び悩んだとはいえ、高値圏で売り物を吸収した。日経平均株価終値は、前日比401円12銭高の2万2486円92銭と急反騰した。
日程面では、10月のマネーストック、オプションSQに注目。海外では、英7~9月期のGDP速報値、米10月の生産者物価指数、中国10月の消費者物価指数・生産者物価指数が焦点となる。(冨田康夫)
出所:minkabuPRESS
市場関係者からは「きょうの東京株式市場は、前日の米株式市場でNYダウ平均株価が急伸したことに加え、外国為替市場で1ドル=113円台後半へと円安・ドル高が進行したことが好感されて、日経平均は一時心理的なフシ目とされる2万2500円台に乗せる場面もあった。ただ、この水準では戻り待ちの売りも出て上値の重さが目立った。日経平均は、25日移動平均線(2万2364円82銭=8日)を約1カ月ぶりに上回ってきたものの、買い手掛かり材料不足のなかでの戻り売り圧力で、しばらくは値固めの様相となりそうだ」との見方が出ていた。
8日の東京株式市場は終始買い意欲の強い展開で、日経平均は寄り直後早々に2万2500円を上回った。その後伸び悩んだとはいえ、高値圏で売り物を吸収した。日経平均株価終値は、前日比401円12銭高の2万2486円92銭と急反騰した。
日程面では、10月のマネーストック、オプションSQに注目。海外では、英7~9月期のGDP速報値、米10月の生産者物価指数、中国10月の消費者物価指数・生産者物価指数が焦点となる。(冨田康夫)
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