ETF売買動向＝12日前引け、米国配当貴族、Ｈ株ベアが新高値

　12日前場の上場投資信託（ETF）および指数連動証券（ETN）の売買状況は、ETF・ETN合計の売買代金が前日比9.8％減の955億円。うち、日経平均株価に連動するETF（ベアETF・レバレッジETFを含む）20銘柄の売買代金は同10.6％減の913億円だった。

　個別では中国Ｈ株ベア上場投信 <1573> 、ＮＥＸＴ　香港ハンセン・ベア <2032> 、ＮＥＸＴ　原油ブル <2038> 、ＮＥＸＴ　配当貴族 <2044> が新高値。ダイワ電機・精密上場投信・ＴＯＰＩＸ－１７ <1642> 、東証電気機器株価指数連動型上場投資信託 <1613> 、ＮＥＸＴ　ＦＵＮＤＳ新興国株式 <2520> 、南方　ＦＴＳＥ　中国Ａ株５０　ＥＴＦ <1576> 、ＮＥＸＴ　建設・資材 <1619> など11銘柄が新安値をつけた。

　そのほか目立った値動きではＮＥＸＴ　ＮＯＭＵＲＡ原油インデックス連動型上場投信 <1699> が3.04％高と大幅な上昇。

　日経平均株価が92円安となるなか、日経平均に連動するETFでは、ＮＥＸＴ日経平均レバレッジ <1570> が売買代金694億6800万円となり東証全銘柄でトップ。過去5営業日における前引け時点の平均売買代金は713億5400万円で、やや下回った。

　その他の日経平均ETFではＮＥＸＴ　日経平均ダブルインバース・インデックス <1357> が112億1100万円、日経平均ブル２倍上場投信 <1579> が40億2300万円、日経２２５連動型上場投資信託 <1321> が17億2500万円、楽天ＥＴＦ－日経レバレッジ指数連動型 <1458> が14億4500万円、日経平均ベア２倍上場投信 <1360> が10億2300万円の売買代金となった。

株探ニュース