テクニカル指標は高値圏に到達したものが増えました
日経平均は-4円安の22865円とわずかながら9営業日ぶりに反落しました。
朝方は、トランプ大統領が来週にも中国製品に対し2000億ドル(約22兆2000億円)の追加関税を発動すると報じられたことを受けて米国株が下落し、米中貿易摩擦に対する懸念から円高ドル安も進行したため、主力大型株を中心に下落して始まりました。
朝方発表された7月の鉱工業生産指数が市場予想に反して低下したことも嫌気され、先物売りで下げ幅を拡大して安値では-191円安の22678円をつける場面もありましたが、売り一巡後は円高進行が一服したことや中国8月製造業購買担当者景気指数(PMI)が市場予想を上回ったことで中国関連株の一部に見直し買いが入るなどして下げ幅を縮小しました。
後場に入ると上昇に転じる場面もありましたが、週末ということもあって方向感に乏しく、前日終値近辺で小幅にもみ合いました。
東証1部の売買代金は指数連動型ファンドのリバランス需要などがあったことから2兆4085億円と膨らみました。
騰落銘柄数は値上がり736銘柄、値下がり1253銘柄、日経225採用銘柄では値上がり73銘柄、値下がり146銘柄となっています。
日経ジャスダック平均は3日続伸して7月30日以来の高値水準で終わり、東証マザーズ指数も3日続伸して7月27日以来の高値水準で終わりました。
日経平均のテクニカル指標は高値圏を示唆するものが増えました。
来週も国内は株価材料に乏しいなか、米国ではシカゴ連銀総裁、ミネアポリス連銀総裁、ニューヨーク連銀総裁らが相次いで会合等で発言する見通しで、米利上げ加速懸念を和らげる内容になるかどうか注目が集まり、経済指標では7日に発表される8月米雇用統計が注目されます。
基本的な相場の見方に変わりなく、やはり23000円近辺の水準は段階的に利益確定売りを進める方がいいと思いますし、新興市場も同じように利益確定売りを進めるのが無難だと思っています。
過去の経験則では、9月の米国株のパフォーマンスは良くない傾向がありますので、ココまで米国株の上昇に支えられて上がっていた日本株にも注意が必要です。
高値圏で粘っていた分、単なるスピード調整であってもそれなりに下げ余地はあると思います。
朝方は、トランプ大統領が来週にも中国製品に対し2000億ドル(約22兆2000億円)の追加関税を発動すると報じられたことを受けて米国株が下落し、米中貿易摩擦に対する懸念から円高ドル安も進行したため、主力大型株を中心に下落して始まりました。
朝方発表された7月の鉱工業生産指数が市場予想に反して低下したことも嫌気され、先物売りで下げ幅を拡大して安値では-191円安の22678円をつける場面もありましたが、売り一巡後は円高進行が一服したことや中国8月製造業購買担当者景気指数(PMI)が市場予想を上回ったことで中国関連株の一部に見直し買いが入るなどして下げ幅を縮小しました。
後場に入ると上昇に転じる場面もありましたが、週末ということもあって方向感に乏しく、前日終値近辺で小幅にもみ合いました。
東証1部の売買代金は指数連動型ファンドのリバランス需要などがあったことから2兆4085億円と膨らみました。
騰落銘柄数は値上がり736銘柄、値下がり1253銘柄、日経225採用銘柄では値上がり73銘柄、値下がり146銘柄となっています。
日経ジャスダック平均は3日続伸して7月30日以来の高値水準で終わり、東証マザーズ指数も3日続伸して7月27日以来の高値水準で終わりました。
日経平均のテクニカル指標は高値圏を示唆するものが増えました。
来週も国内は株価材料に乏しいなか、米国ではシカゴ連銀総裁、ミネアポリス連銀総裁、ニューヨーク連銀総裁らが相次いで会合等で発言する見通しで、米利上げ加速懸念を和らげる内容になるかどうか注目が集まり、経済指標では7日に発表される8月米雇用統計が注目されます。
基本的な相場の見方に変わりなく、やはり23000円近辺の水準は段階的に利益確定売りを進める方がいいと思いますし、新興市場も同じように利益確定売りを進めるのが無難だと思っています。
過去の経験則では、9月の米国株のパフォーマンスは良くない傾向がありますので、ココまで米国株の上昇に支えられて上がっていた日本株にも注意が必要です。
高値圏で粘っていた分、単なるスピード調整であってもそれなりに下げ余地はあると思います。